協和会ニュース

協和会ニュース57号 2018.4.20

制度改正

  • 平成30年度は、6年に一度の診療報酬・介護報酬の同時改定になるとともに、医療・介護サービスの提供体制の検討が重要です。
    居宅支援では、退院・退所後の在宅生活への移行に向けた医療機関等との連携について改定になり、訪問看護では、中重度者の在宅生活を整える体制を整備する事が求められています。24時間対応体制のある訪問看護事業所の緊急訪問、在宅での看取り支援体制などが評価された改定でした。

    当ステーションは、17年前より地域の多職種と連携が密にできる様に、地域交流セミナーの研修を行い、医療知識やリハビリなどの勉強会を積み重ね、看護職が多職種と協働し、住み慣れた自宅で医療依存度の高いケアやターミナルケアなどを行える地域のステーションに成長してきました。
    その中で看護師を増員し、土日曜日・祝日の緊急時訪問などを行えるよう勤務体制を整えてきたことで、今年度から機能強化型訪問看護療養費を申請することができました。
    入院生活から自宅で過ごす事を選んだ方の中では、最期は自宅で看取りたい家族が増えてきました。昨年度は、16名の方の在宅看取りを支援させていただきましたが、まだまだ24時間ステーション内に看護師が滞在できるような勤務環境は難しく、できるだけ緊急時には対応できるように配慮しております。

    多職種連携では、医師・薬剤師・歯科医師・ケアマネジャー・介護福祉士などが利用者様の情報交換が密にできるようにメディカルケアステーション(医療版SNS)の利用を勧めております。
    『地域住民の健康を守るために、ともに学びともに働く看護集団』として発足した協和会の理念をもとに、訪問看護・居宅支援が引き継ぎ、これからも地域で暮らしていけることを支え、『人生100年時代を見据えて』を、モットーに歩んでいく所存です。

千駄木の風

  • ラッコは寝る時波に流されないようにコンブを腹に巻いて寝るんだって!!
    水族館にはコンブが無いからお互いに手を繋いでるの♪かわいいですね!
    ラッコは水族館でかなりの人気者であったのに、現在国内水族館のラッコは122頭から12頭迄減っていて、繁殖が難しいのと輸入が困難になっている為、かつてのラッコブームの面影も無くなりました。ラッコはアメリカやロシアなどの北太平洋の浅い沿岸に生息し、日本では北海道の海で目撃された事もあります。ラッコの高品質な毛皮を目的とした乱獲などにより、20世紀初めには絶滅寸前になり、捕獲や取引の制限が行われ、国際自然保護連合の絶滅危惧種に指定されています。ぬいぐるみのような顔、ふさふさの毛、可愛い仕草に、知恵のありそうな行動、両手を人間のように使い、赤ちゃんをお腹の上で育てる…そのいずれもが、日本人の「愛らしい」のツボにぴったり当てはまりましたね。

文京区医師会学術集会

  • 平成30年2月24日(土)、第16回文京区医師会学術集会が開催されました。文京区の医師会・歯科医師会・薬剤師会・訪問看護ステーション、四師会の医療連携を目的に演題発表を通して情報交換が行われます。今回当ステーションで「癌末期におけるCADDポンプの疼痛緩和」と題し事例発表をしました。

    経口摂取不可能な利用者様における疼痛緩和は、パッチ薬・座薬以外にCADDポンプを使用し、中心静脈栄養ルート側管からモルヒネなどの麻薬を入れる方法として、疼痛を抑えられる量を常時流し、疼痛の強い時にはボタンを押すことで必要量が流れ疼痛緩和が期待できます。本人・家族にもボタンを押す簡単な操作でできる反面、管に繋がれていることは家族の負担となりました。しかし、痛みを緩和しながらも最期まで家族と意思疎通ができることを望んでいたため、何度も医師と連携を取りながら、麻薬量を細やかに調節していくことで、家族に寄り添えることができました。

    この事例を通し、癌末期の方の疼痛緩和の大切さを改めて感じるとともに、利用者様に関わる医師・看護師・薬剤師などのチームで密に連携をとることが重要であると感じました。

このサービスってなぁに?

  • Q:看護小規模多機能型居宅介護とはどんなサービスですか?

    A:「地域密着型サービス=文京区の住民対象」の一つとして始まった介護保険のサービスです。
    「通所介護」「訪問介護」「訪問看護」「宿泊サービス(ショートステイ)」の4つを、組み合わせて同一事業所でサービスを提供します。
    ケアプランからサービス提供まで、馴染みの環境で安心して過ごせます。
    看護師が体調管理をするので、医療依存度の高い方や状態が不安定な方(認知症や介護量を多く必要とする方)も安心して利用できます。

  • Q:利用するにはどうしたらいいのでしょうか?

    A:介護保険の利用が初めての方は最寄りの地域包括支援センターや、すでに介護保険を利用している方は担当ケアマネジャーに相談してください。
    文京区内にはこのサービスを提供している【千石にじの家】があります。

  • 協和会の動き
    平成30年5月23日(水) 平成30年度理事会
    平成30年5月30日(水) 平成30年度定時社員総会
    平成30年6月中旬 「リハビリテーション栄養管理」地域交流セミナー予定
  • 編集後記

    団塊世代全員が75歳以上の後期高齢者となる2025年に向け、医療・介護分野における改革が進められていて、病気発症後、入院、回復、退院までをスムーズに進める事により早期社会復帰を目指し、退院後は医療機関からの情報をもとに介護へ円滑な移行を行い、その分は在宅医療が充実する予定です。年度の初めにあたり、きょうわは益々地域に貢献してまいります。

  • 入会のご案内

    協和会は、看護職・介護職の研修をとおして 資質を高め、地域の人々の健康の保持増進を図る団体です。

  • 正会員

    年会費:10,000円
    協和会の趣旨に賛同いただける保健師・助産師・看護師・准看護師・ 介護福祉士ホームヘルパー

    賛助会員

    年会費:3,000円
    協和会の趣旨に賛同いただける個人又は団体

    お問い合わせ先

    一般社団法人東京在宅看護協和会
    訪問看護ステーション・居宅支援事業所 きょうわ

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