協和会ニュース

協和会ニュース68号 2021.1.20

拡大する新型コロナ・ウイルス感染

  • 新型コロナ・ウィルス感染の拡大が止まりません。医師会などから警告が発せられていたにもかかわらず、東京都のみで1日1000人以上の新規感染者がみつかるような状況に至っています。女優の岡江久美子さんのように、もっと早く検査ができていれば助かったかもしれないという例が、年末、国会議員の羽田雄一郎さんにまた起きてしまいました。この感染症の特徴としては感染力が強いこと、症状が多彩で症状のみからの診断が困難なこと、無症状の感染者がおりそこからも伝播すること、急激に重症化して最悪の場合死に至ることなどがあげられます。

    群星沖縄臨床研修センターの徳田安春医師によると、感染症対策の基本として次の3つがあげられます。1 感染源を抑える…感染者を発見し、保護・隔離する。2 感染伝播を抑える…政府の対策はこればかりしかも「個人の努力」 3宿主(ヒト)の感受性を低める…免疫力を高める/ ワクチンを接種するほとんどの方が「感染伝播を抑える」を実行していることと思いますが、日本ではそれでも感染の拡大が 止まらない一方、感染の抑制に成功した国々もあります。中国や台湾、あるいはニュージーランドなどです。

    徳田医師によれば、これらの国々ではいわゆる「ゼロ・コロナ戦略」を採用(我が国は「ウィズ・コロナ戦略」)しており、大規模検査によって「感染源を抑える」対策がしっかり採られているようです。それは「発症前に感染させることがわかっているから、症状が出て病院に来る人を検査しているだけでは足りない」という疾患の特徴に対応するために行われている戦略です。 ワクチン接種による免疫の獲得がなくてもコロナを抑えられる実例があるのですから、公式な数字でもすでに3000人以上の方が亡くなっている現状から脱却する方向へ舵を切り直して欲しいものですが、そんな態勢が整うまでは、従来通りマスクの着用、手洗い、うがいなどの基本的な対策をしっかり実施して予防していきましょう。

千駄木の風

  • 昨年の12月、木星と土星が夜空で一直線になったニュースはご存じでしょうか?
    占星術の世界では240年続いた地の時代から風の時代へと変わった節目だそうです。占いはよくわかりませんが新型コロナウイルスによる影響を含め生活、時代の変化は感じています。また、今年の立春は2/3、節分が2/2になるのは124年ぶりだそう です。太陽年(365.2422 日)と歴のずれを合わせる為のようですが、いずれにしても時代の節目の中に今、立っているのかもしれません。いい時代になっていくよう、せっかくですから「鬼は外、福は内」新型コロナウイルスも外に!も含めて願ってみようかと思っています。

認知症ともにパートナー事業』 とは.

  • 日本では現在、65 歳以上の高齢者が28.7%となり、そのうちの20%は認知症にかかっていると言われています。 みなさんもニュースなどで、信号を見ないで渡ろうとした高齢者を交番へお連れした、など耳にされたかと思います。あるいは、お父様、お母様が保険証や鍵など物をよく無くす、電化製品が使えなくなってきた、同じ話を繰り返すなどの言動が見られて「もしや?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。両親にいつまでも元気で居てほしいご家族は、年齢的に少し物忘れが出ているのだろうと思われるでしょう。「引っ越したばかりだからだろう」「身近な人やペットを亡くすなどショックなことがあったからだ」と思われる方もいらっしゃいます。こういったことが引き金になって認知症状が出てくることはよく見られます。このままでは心配だからと受診して認知症の診断を受けても、まだ軽度だからと様子を見ているうちに認知症が進行して、ご家族の悩みや負担が大きくなってしまいます。ご家族が工夫を凝らし頑張るほど、時には数カ月、長いと数年の年月がかかり、病状も経過が長いほど進行してしまいます。

    文京区では2020年から『認知症ともにパートナー事業』を開始し、ご家族が「もしや?」と思われた認知症の早期から支援につなげて行くために、区の高齢福祉課、医師会、訪問看護ステーションが連携して活動しています。診察した医師から紹介を受けた訪問看護ステーションの看護師が、認知症と診断された方とご家族のもとに電話し、面談を重ね、寄り添いながら介護保険のサービスにつなげていきます。

    当訪問看護ステーションでも、この事業に参加し、支援をしています。認知機 能低下による症状との付き合い方や、医療についても一緒に考え、必要があれば、医療機関や地域の高 齢者あんしん相談支援センターでの集いや介護保険の利用申請に同行してサポートします。受診時、診断に必要な検査等にかかる費用については自己負担となりますが、『認知症ともにパートナー事業』の 利用に費用は掛かりません。

    認知症であっても介護保険のサポートを受けながら、その人らしく、不安なく生きていけるように、また、医師から処方される認知症治療薬をしっかり飲み、食事に配慮し、人と触れ合い、適度な運動をし、希望や目標を持ちながら住み慣れた地域で生活していけることを願っています。どうしたらご本人とご家族が安心して暮らしていけるか、ともに考えて行きましょう

きょうわよりエールを!

  • あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。 新型コロナウイルスの流行により、緊急事態宣言や外出自粛など、マイナスなことが多い中2021年が始まりましたが、きょうわのスタッフたちは感染対策を行いながら、元気に皆様のもとに訪問しています!

保健師からのアドバイス 〜家族感染に注意〜

  • 皆さんもご存じの通り、新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。東京都では毎日1000人単位の感染者数が報告されていて、とても怖いですよね。その中でも今注目されているのが、『家族感染』です。「外出していないから自分は大丈夫」と思っていても、仕事などで外出している家族から感染するなんて場合も…。 今回は家族感染を防ぐポイントをお伝えしていきます!

    家族感染を防ぐ8つのポイント
    1. 感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける

    2. 感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする

    3. できるだけ全員がマスクを使用する

    4. 小まめにうがい・手洗いをする

    5. 日中はできるだけ換気をする。

    6. 取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する

    7. 汚れたリネン、衣服を洗濯する

    8. ごみは密閉して捨てる

    3~8 については、普段の生活から取り入れられそうですね。ドアノブや取っ手以外にも、食卓などの飛沫が起きそうな共用部分も消毒するといいでしょう。また、食事についても大皿にするのではなく、小皿に小分けにしてそれぞれで食べる、直箸を やめるなどの少しの工夫で、感染を防ぐことができます。また、ある医学部の教授によると、換気は大変有効だそうです。
    みんなで少しずつ努力し、この状況を乗り越えていきたいですね。

  • 協和会の動き
    今後の開催予定 次回の地域交流セミナー開催は、新型コロナウイルスの影響により、未定となっております。開催が決まりましたら、お知らせいたします。
  • 編集後記

    あけましておめでとうございます。今年のお正月は、家で過ごしました。昨年より着物の着つけを習っているので、この状況が明けたら、着物を着て近くの神社にお参りに行きたいと思います。

  • 入会のご案内

  • 協和会は、看護職・介護職の研修をとおして 資質を高め、地域の人々の健康の保持増進を図る団体です。

  • 正会員

    年会費:10,000円
    協和会の趣旨に賛同いただける保健師・助産師・看護師・准看護師・ 介護福祉士ホームヘルパー

    賛助会員

    年会費:3,000円
    協和会の趣旨に賛同いただける個人又は団体

    お問い合わせ先

    一般社団法人東京在宅看護協和会
    訪問看護ステーション・居宅支援事業所 きょうわ

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