第53回 地域交流セミナー 在宅における呼吸リハビリテーション

~在宅における呼吸リハビリテーション~

  • 平成30年2月15日(木) 当ステーションの理学療法士 中田秀一が「在宅における呼吸リハビリテーションについて」講義をいたしました。

    呼吸リハビリテーションとは、呼吸器の病気によって生じた障害を持つご利用者に可能な限り機能を回復・維持させ、ご利用者自身が自立した生活ができるよう継続的に支援していくための理学療法です。

    呼吸苦があると日常生活全てが億劫になり、筋力低下・食欲低下・うつ状態となって負のスパイラルに落ちいってしまうと言われ、その症状の予防が大切になってきます。
    呼吸リハビリテーションの実際として、まずコンディションを整えるために、リラクゼーション・腹式呼吸・口すぼめ呼吸・排痰すること。その次に腕や足を呼吸に合わせてトレーニング、日常生活の動作で可能な限り呼吸困難感や不快感を生じない方法の練習をしていきます。口すぼめ呼吸とは、お腹に力を入れ過ぎないで鼻から息を吸って、ロウソクの火を消すイメージで口をすぼめて吐く、その時吸うのを2秒としたら吐くのは4秒とし、吐く時間を長くするのがポイントです。

    呼吸リハビリテーションの注意点は爪や唇が紫色になる症状で、呼吸困難時は楽な姿勢で落ち着いて呼吸を調整しましょう。高エネルギーの脂質・たんぱく質を摂取することで体調を整えることも重要です。

    今回のセミナーでは、看護師・理学療法士など専門職の参加が多く、看護・リハビリの訪問時に必要な技術を実際に見る事ができ、呼吸苦の緩和についてとても理解できたと参加者から感想をいただきました。

ページ上部へ戻る